【排卵日だけ?は問題外!自然妊娠を望むなら。】

こんにちは。

吉沼枝里子です。

 

今、不妊に悩むカップルは7組に1組なのはご存知でしょうか?

不妊とはどのような状態を言うかというと。

『子供を望む健康的なカップルが避妊をせずに
通常の性交渉を一定期間続けても妊娠に至らないことをいいます。』

では、ここで言う
通常の性交渉?一定期間?とは具体的にはどのくらいでしょうか?

実は、
『通常の性交渉は週2〜3回行っている状態で2年間です』

でも、
「通常」判断される
週2〜3回のペースでの性交渉をすること自体が
仕事で難しいという方が多くなってきています。

現代、もしかしたら、
本当は、自然妊娠できるかもしれないのに
不妊治療を始めるている方も多いのです。

実は、月1回の排卵日にだけ性交渉をするよりも、
その回数が多いほうが自然妊娠の確率が高いことがわかっています。

アメリカで行われた研究によると、毎日性交渉をしたカップルと、
週1回しか性交渉しないカップルとでは、
妊娠の確率に2倍以上の差が出ていまます。(以下参照)

・毎日性交した場合の周期あたり妊娠率は37%

・隔日性交した場合の周期あたり妊娠率は33%

・週に1回性交した場合の周期あたり妊娠率は15%

とはいえ、
いくら毎日の性交渉が妊娠率を上げると言われても、
お互いに仕事があったりすると、実際に実行するのは、
なかなか難しいですよね。

ちなみに
日本人の性交渉の平均回数は週1回です。
世界的には最下位の数字です。

ただ、
ここで大切なのは、
回数を単に増やせばいいというわけではなく、
毎日や隔日がなぜ、妊娠の確率が上がるかです♪

なぜなのかというと、

性交渉において、
お互いが心地の良い状態をつくれているときに
男性、女性、どちらもホルモンの分泌が活発になります。
妊娠をサポートする分泌液もたくさんできてきます。

つまり、「心地良い関係かどうか」が妊娠しやすい環境のポイントとなるわけです!

もし心地よい性交渉にたどり着けてなくて‥

性交渉は子供をつくるためのもの。
嫌だけど仕方なくするもの・・・・
忙しいけど、赤ちゃんが欲しいからするもの。

そんな感じ方になっていたとしたらどうでしょう?

妊娠に必要なホルモンや分泌液が
夫婦の愛を確かめ合う貴重なコミュニケーションにより出て来るものなのに、
そこに心地良さがないことで分泌されない‥
そんな状況では
かえって妊娠からは遠ざかってしまいますよね。

つまり、自然と毎日、隔日、最低でも週2〜3日、性交渉をするような夫婦の方が
心地良いコミュニケーションがとれているから
妊娠に必要なホルモンが出やすい状況と言えるのです。

子供が欲しいなら
排卵日だけの性交渉ではなく、
お二人のコミュニケーションを深める時間を
少しでも多くとってもらうことが自然妊娠に繋がる一歩かもしれません。

最後に
コミュニケーションが増え、性交渉の回数を増やしたから妊娠するわけでもありません。
高齢やホルモンバランス、生殖機能などの疾患、環境や社会的な問題で
自然妊娠が難しく、不妊治療が必要な方もいるのも現実です。
そして、
不妊治療をしたからと言って確実に妊娠をすることでもありません。

全ては、
お二人の愛の結晶がお子さんだと言うことを忘れないでください^ ^
素敵なご家族が増えることを願っております。

 吉沼枝里子

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プロフィール

パーソナルヘルスカウンセラー&薬剤師&ファスティングマイスター。

漢方薬局での5000件以上のカウンセリングの実績をもとに予防に対する カウンセリング、ファスティング講座を開催中。

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