こんにちは。
吉沼枝里子です。
11月になり、急に肌寒い日が増えてきましたね。乾燥や冷えも出てくること季節は、お身体も変化しやすいのでケアしていきましょう^ ^
今回のPointは、
「気・血・水」
「気・血・水」とは、体をつくる3要素。この3つが満たされていて、しっかり巡っている状態が、バランスのとれた健康な身体です。徐々に寒くなる11月は、気血の巡りが悪くなりがちです。漢方で、血の不足は「血虚」といい、肌や髪の乾燥、手先足先の冷えをまねきます。また、血の滞りは「瘀血」といい、肩こりや月経痛などの婦人科トラブル、顔色のくすみや、関節痛の原因になります。まずは、自分の「気・血・水」の状態を知ることが大切。不足は補い、滞りは巡らせて、冷えにくい身体をつくりましょう♪
【オススメ】
和漢のお風呂で足湯を
昔から「頭寒足熱」といいますが、足湯は、足を温めるので、冷えやのぼせ、婦人科トラブルなど血行不良の改善にぴったりです。特に「三陰交」まで湯に浸かることで、上にのぼった余分な熱を下げ、巡りのよい身体をつくります。
(※「三陰交」は、内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅4本そろえて、人さし指があたっているところ)
【食事ケア】
スパイスで気血を巡らせる🌀
唐辛子や胡椒、生姜、八角などのスパイスは、体を温め気血を巡らせるはたらきがあります。刺激が強いので摂りすぎは注意ですが、炒め物やスープ、お鍋の出汁など、毎日の料理のアクセントに少量使ってみるのがオススメです♪
今回は「気・血・水」からの冷えの捉え方やケアをお伝えしました。
冷えが出ていることで、起こる症状は多くあります。それを「気・血・水」を巡らせて根本からケアしていきましょう(๑>◡<๑)
吉沼枝里子