こんにちは。
吉沼枝里子です。
これから大量に汗をかいて水分不足に陥りやすいこの季節がきます。
今回は、最初から質問です。
「みなさんが
毎日飲む飲みものは?」
この質問をすると64%の方が「コーヒー」と回答させてます。
あなたは何で水分を摂られていますか??
今回は、水分の取り方と分類についてお話をさせて頂きます。
さて、みなさんはこの質問にどのように答えられるでしょうか?
ちなみに「ミネラルウォーター」などのお水と答えたのは19%でした。
私たちはけっこう間違った水分補給をしています。
たとえば、
コーヒーや炭酸飲料、スポーツドリンクが水分補給だと思い、お水を飲んでいない方。
お水を飲んでいたとしても冷たい物で真夏の暑い日に水をガブ飲みして体調を崩してしまう方。
また『水を飲むと太る』と思って、水を飲まないという方もいると思います。
中には汗をかいたりトイレに行くのが恥ずかしいからと、普段から水を飲まない習慣をつけてしまった方もいるのではないでしょうか。
私たちは体の70%以上が水でできています。
それなのに一番大切であるお水とのつきあい方がとても下手です。
また、美容と健康に関心の高い方でも、水について多くのことを誤解していることもあるように感じます。
今回は、3つのポイントからお伝えします。
- 水分補給とは
- 飲むもの
- 飲み方
- 水分補給とは
まず、お水の役割として以下があります。
血液となり体内に栄養分を運搬する
老廃物を溶かし体外へ排泄する
体液となって細胞の働きを助ける
浸透圧を保つ
体温を調節する
体の冷却作用(熱中症を防ぐ)がある
逆に水分不足になると
新陳代謝が鈍る
血液中に含まれる糖や脂質が排泄されにくく、ドロドロ血液になりやすい
血栓ができやすい
脱水症状を起こしやすい
頭痛、体温上昇、脈拍上昇などの症状が出やすい
便秘しやすくなる
というようなことがおこってきます。
では一日に必要な水分量はどのくらいなのでしょうか?ごくごく普通の生活をしているだけでも成人平均で2ℓから2.5ℓの水分が体から出ていきます。これが暑い日に汗をかくような状態ならこれ以上ですよね。
ということは少なくとも一日に必要な水分量は2ℓから2.5ℓということになります。
では、たとえば水2ℓ~2.5ℓを摂ればいいのか?というとそうではありません。食べ物に含まれる水分もあるのでこれを除いた水分量が基本となります。
具体的には水分量はだいたい1.5ℓをまずは飲むことが良いかと思います。
- 飲むもの
一番は「お水」が水分補給には向いています。
では、先ほどの質問で64%の方が回答したコーヒーですが
こちらは水分補給のための飲み物としてはおすすめできません。
コーヒーや紅茶はカフェインが多く含まれており、
体内の水分の排出を促してしまうことが心配されます。
カフェインにはほかにも覚せい作用や胃酸分泌促進作用があると言われており、
夜飲むと眠れなくなってしまったり、空腹時に飲むと胃痛が起こったりすることもありますので、
飲むタイミングや量には注意が必要です。
また、ペットボトル入りの紅茶系飲料の中には糖分が多く含まれているものもありますので、
製品表示などで確認してみることをおすすめします。
もちろん、コーヒーや紅茶にも良い効果はありますから、適量を上手に楽しむと良いと思います
ジュース類も多くの糖分が含まれています。
このような飲み物を過剰摂取することで、「ペットボトル症候群」と呼ばれる
急性の糖尿病に陥る危険性が高くなるのです。
ジュースで水分補給をしたのに余計に喉が渇いてまたジュースを飲んでしまう…
このような悪循環に陥った後、全身の倦怠感や嘔吐、
場合によっては意識障害などを起こすこともあると言われています。
時にはジュース類を楽しむのも良いですが、水分補給のための飲み物とは区別して、
適量を心がけましょう。
また、良くこの時期に出てくるスポーツドリンクですが
運動中には、汗として体内の塩分(ナトリウム)が失われるため、
水分と合わせて塩分の補給も必要になります。
スポーツドリンクには適度な塩分が含まれている。
また、エネルギー補給のために必要な糖分や、
疲労回復効果のあるクエン酸などが含まれているスポーツドリンクもあります。
ただし、特に糖分はかなりの量が入っていることもあるため、
飲み過ぎるとジュースと同じようにペットボトル症候群に陥る危険性もあります。
通常の水分補給は水で行い、スポーツ時の必要な場合にお塩をなめるなどの対応が良いと考えられます。
- 飲み方
こまめな水分補給によって、体内を常に水分で満ちた状態にしておくことは、どんな人にとっても大切です。汗をかくのは運動をしている時ばかりではないからです。
私たちは常に汗をかいています。寝ている間にもコップ1杯程度の汗をかきますし、何もしていなくても汗を絶えず皮膚から出しています。もちろん出勤や通学で歩いたり、暖房のきいた部屋にいたり、スポーツやゆったりとお風呂に入ったりすれば、かなりの量の汗をかきます。
こうした発汗や排尿、そして呼吸によって常に水分が失われ続けているため、私たちはいつも慢性的な水分不足の状態にあります。
ですから美容と健康のことを考えれば、汗や尿によって失われる水分をこまめに補給した方がいいのです。
飲む時間帯なども気をつけるといいですが
今回は、簡単に一気に飲むのではなくこまめにちびちび飲む事をおすすめします。
いかがでしたでしょうか?
是非、今日から実践してみてください♪
ご自分の身体と向き合う時間をとって、美容・健康に対して正しいアプローチをしていきましょう!
吉沼枝里子