こんにちは。
吉沼枝里子です。
暑い日が続いていますね!
こんなときにCMが増えるのは・・・・
「日焼け止め」
いまの時代無くてはならない必需品!!
これから増える
花火大会!!
海水浴!!
バーベキュー!!
お祭り!!
その度に紫外線対策が必要な時代です。
肌の老化の80%は紫外線に寄るものと言われています。
また、18歳までに生涯に浴びる紫外線の量の80%を浴びてしまっているそうなので、
今まで浴びてしまったものは仕方ないとして、これから浴びるものは気を付けたいところですね。
紫外線対策と言えばまず思い浮かぶ日焼け止めについて今回は考えたいと思います。
じつは、一見日焼けを防止してくれる便利な日焼け止めが、実は様々な問題の引き金となっています。
①本来は絶対に肌に付着してはいけない、発がん性のある有害物質をたくさん含んでいること。
②ホルモンバランスを乱し、人類のメス化を促す可能性のある環境ホルモンを含んでいること。
③これらが海に流れ出ることで、サンゴが死滅化し、温暖化を加速させる原因になっていること。
確実に私たちにも影響が回っている③の環境への影響について
地球上のサンゴの死滅化が進んでいる、という研究論文が発表されました。
「紫外線吸収剤であるオキシベンゾンは、世界中の3500以上に及ぶ日焼け止め製品に含有されており、
これが海に流れでるとサンゴのDNAにダメージを与え著しい奇形を発生させ、サンゴは自身の外骨格に閉じ込められ、死に至ることを余儀なくされている。
そして、さらなる懸念として、オキシベンゾンがオリンピック競技用プール6個半中の水滴1滴という低濃度にまで希釈された場合でも、その有害性が科学的に観察できる。
オキシベンゾンは、日焼け止めクリームの1~10%を構成しており、
年間6000~1万4000トンもの日焼け止めクリームが、サンゴ礁海域に排出されている。」
サンゴは美しいだけでなく、二酸化炭素を吸収し、温暖化に歯止めをかける貴重な生き物です。
光合成を行いサンゴ特有の美しい色を保っています。
サンゴの骨格がむきだしになり、白化が進むと、
年間に約20トンも吸収されていた二酸化炭素が吸収されずに、地球内に留まってしまいます。
生態系は、それぞれ支え合いながら生きています。
目に見えないプランクトンも、巨大なクジラも、それぞれの命を全うしています。
人間が地球を汚していい理由などありません。
「◯◯という成分が入っているから、良くない。」
という基準もありますが、
そもそも自然を破壊しうるものを自分や家族の肌に塗りたいか、是非考えていただきたいことです。
もちろん、海に流しても生態系環境的に影響のない日焼け止めも探せばちゃんとあります。
地球は一つしかなく、繋がっています。流したらどこかに消えるわけではなく、必ずたどり着く場所があります。
排水溝の先にいる生物のことを考えて暮らせる方がこの投稿をきっかけに一人でも増えればと思います。
それが私たちの健康にも繋がること考えていきましょう♪
吉沼枝里子