こんにちは。
吉沼枝里子です。
梅雨時期は、余分な水分が体内に溜まるため、むくみ、頭や体のだるさ、 めまい、太りやすかったりなどが起こりがちです。漢方では人に悪影響を与える湿気を「湿邪」、 むくみを「水毒」と呼び、体内の水分代謝のバランスが崩れていることが 原因と考えます。「湿邪」はとくに五臓の「脾」を弱めるため、この時期は「脾」の働きを助けるケアをしましょう。
今、携わっている漢方薬局でも下半身のむくみでダイエットをご希望される方が増えてきました!
【ライフケア】
湿気だけではなく、日頃からの水分のとり過ぎや飲酒、食べ過ぎ、寝不足もむくみの原因になります。
☆むくみ☆
むくみは身体の「水分代謝」がうまくいっていない時のサイン。水の巡りを整えてすっきり過ごすポイントをご紹介します。
○水の巡りを良くして溜め込まないからだへ
1運動でじわじわ汗をかくくらいを心がけましょう。
2衣類やふとんの湿気にも注意。特に長時間使用するふとんはこまめに干しましょう。
3食事には豆類・はと麦・トウモロコシ・ウリ科等を積極的に取り入れましょう。
○からだを冷やさない
1特に冷えやすい腰や足などはしっかりガードしましょう。
2のどが渇いた時でも、なるべく温かいものをゆっくりと少しずつ飲むよう心がけましょう。
3新陳代謝を活発にする入浴はなるべく長めに。
水分代謝も促してくれます。
【おすすめ】
足浴
梅雨時期は心にも体にも湿気が溜り気味になります。そこで、足浴や半身浴で下半身を温め、しっかりと汗を出すことで、リフレッシュタイムに。
【食事ケア】
水分代謝を促す 食材を取り入れて
水の巡りを活発にする食材は、水分代謝を促し、余分な水分を 排出します。
「脾」の働きも助ける甘味食材のとうがんやとうもろこしなどを食生活に取り入れるといいですよ♪